2009年06月

東京を化学兵器で空襲…英軍、第2次大戦で検討

【ロンドン=鶴原徹也】第2次大戦中、英軍の化学兵器開発部門で東京を化学兵器で空襲する作戦案が検討されていたことが25日、英公文書館の公表した機密文書で明らかになった。

 米軍に対して、東京毒ガス攻撃を非公式に提言した可能性もある。

 文書は、英軍需省(当時)化学兵器委員会分科会座長会議の備忘録。1944年5月25日、同26日の二つの押印があり、「ゴルドニ少将は米国での討議の報告で、東京への化学兵器攻撃の効果評価を試みるよう提言した」と記されている。

 備忘録には、英専門家による「東京化学兵器攻撃」と題する44年5月8日付文書が添付されており、ここでは「東京の夏は高温多湿でマスタードガス使用に好条件。降雨時を避けて投下すれば最大の脅威となる」と指摘。

 また、「神田、日本橋、京橋、本所、深川」など「人口密集地」は「木造の伝統的家屋が多く、可燃性が高い」と言及。空襲は「ホスゲンガス、マスタードガス、焼夷(しょうい)弾」の三つの選択肢があり、「ホスゲンガス使用の場合はかなりの死傷者を出す。マスタードガス使用の場合は密集地から人々を追い払い、数日後に焼夷弾を使用できよう」などとしている。

<プロ野球>ソフトバンクが交流戦連覇…2位・西武が敗れて

プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は16日、優勝マジックを「2」としていたソフトバンクが延長戦の末に中日を降し、2位だった西武が巨人に敗れたため、ソフトバンクの2年連続交流戦優勝が決まった。交流戦連覇は、導入1年目の05年から2年連続で制したロッテ以来。今回のソフトバンクまで5年連続でパ・リーグのチームの優勝となった。ソフトバンクは、優勝賞金5000万円を獲得した。

 ソフトバンクは、交流戦開幕2戦目から6連勝して抜け出し、首位を維持。終盤に広島、西武が追い上げたが、3試合を残して逃げ切った。

 交流戦は21日に全日程を終了する予定。26日から両リーグのペナントレースが再開される。
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